昔を懐かしむことはありますか?
あの頃は良かったなぁ、幸せだったなぁなんて昔の話をするお年寄りも多いですよね。
でも、昔を懐かしむことは、やめたほうがいいのです。
昔を懐かしむということは、過去を見ています。
過去が良かったと懐かしむことは、今は良くないと思ってることに繋がるので、今の事をネガティブにとらえてしまうことにもなります。
そして、良かった事にせよ、悪かったことにせよ、過去に意識が向いてしまうということは、今と向き合えてないことになります。
今と向き合えていないことは、今やるべきことから目をそらしていることになりますので、本当は、1ミクロンも昔は良かったなぁなんて思う暇もないくらい、今するべきことに集中していくべきなのです。
本当に昔は良かったの?
昔は良かったと思う人が多いんでしょうが、本当に良かったんでしょうか。
確かに若い時のほうが肌も綺麗で、可愛かったかもしれません。
モテたかもしれません。
もっと体力もあったかもしれません。
でも、昔は昔で若いなりの悩みがいっぱいあったはずなんですよね。
なかなか恋人が出来ないとか、このままひとり孤独なんだろうか、とか、お金がないとか、仕事の悩み、人間関係の悩み、自分の未熟さの悩みなど、若ければ若いほど悩みはいっぱいあったはずなんですよ。
でも、なぜか年を取ると昔のことが美化されがちなんですよね。
都合の悪いことは忘れてしまい、良かったことばっかり思い出してしまうのは不思議なんですが、なぜか、昔の思い出は都合良く美化されがちです。
だから、昔は良かったなんて懐かしがっても、その思い出が本当に良かった思い出だとは限りません。
自分に都合良く美化された思い出を懐かしむのは、現実逃避だし、時間の無駄のような気がします。
それより、今するべきことや、未来への目標のために、やるべきことをやるほうが、絶対大切なことだと思います。
同窓会もいく必要ない
ですから、私は、同窓会も特に行く必要はないと思っています。
同窓会は、昔の同級生に会うわけで、やっぱり話は昔の懐かしい話になりますよね。
あんまり懐かしい話をする必要性を感じませんし、それより、今の生活を充実させるほうがいいと思うので、同窓会は無理に行く必要はないと個人的に思います。
武勇伝や過去の自慢話にも気をつけよう。
人は、ついつい、過去の武勇伝や、自慢話を話したがりますが、これは聞かれてから話すならまだしも、自分からぺらぺらと話すことは気をつけたいですね。
過去の武勇伝や、自慢話ばかりの人も多いですが、たいてい今はパッとしないひとばかりですよね。
やっぱり今現在、目標に向かって突き進んでいる人や、今まさに新しい挑戦をしている人は、過去の武勇伝や自慢話なんかしません。
黙々と努力を続けているはずです。
ですから、武勇伝や自慢話を語りたくなったら、気をつけて下さい。
自分のやるべきことから逃げていませんか?
新しいチャレンジをしていますか?
自分を成長させていますか?
いつも自分に言い聞かせてみてください。
まとめ
昔を懐かしむことはやめて、今出来ることを精一杯やっていこう。
過去を懐かしんで、自分が成長することはないですよ。
過去よりも、今現在や未来の方が大切です。
今まで乗り越えてきたものも多いんだから、これから、ますます良くなると信じて、過去を懐かしむ暇もないくらい1日1日を大切に精一杯生ききることです。