人生は自分が決める

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攻撃してくる人は恐怖心を抱いている


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逆境に強い心のつくり方~システマ超入門

ロシア軍特殊部隊が生んだメソッド  北川貴英著を読んで、参考になった部分を紹介します。

 

攻撃してくる人は恐怖心を抱いている

恐怖心を感じた時、脳は筋肉を緊張させます。その理由は定かではありませんが、じっと息を凝らして外敵をやり過ごすために身につけた反応という説があるようです。

 

恐怖に身をすくめた姿勢は、胸がすぼまって猫背気味になり、重心が上がってかかと寄りに移動します。

 

これは後ろ向きに歩くのに適した状態です。つまりいつでも後ろ向きにダッシュできるよう設計された、逃走の準備姿勢と言えるのです。

しかし、逃走できないと判断した時などには、恐怖心によって攻撃的になる場合もまたあります。相手を威嚇し、精神的な動揺を与えることで身を守ろうとするのです。

ここにもやはり筋肉の緊張が関係します。

肩をいからせ、歯を食いしばり、身体を大きく見せるような緊張が身体に生じるのです。それによって外敵が戦意を失えば威嚇は成功したことになりますが、うまくいかない場合は威嚇を撤回し、再び逃走の準備をはじめることになります。

 

こうした恐怖心に対する原始的な反応は、今なお私たちの身体と行動パターンに色濃く残っています。

特に威嚇は実に多様な形で目にすることができます。

 

 

筋肉を膨らませて、身体そのものを大きく見せることもあれば、地位や肩書きによって社会的な自分を大きく見せることもあるでしょう。中には大きな高級外車を乗り回すことで、自分を大きく見せている人もいるかもしれません。

 

もちろんこうしたことがその人を高め、より実り多い人生へと至る糧になるのであれば、問題ありません。

 

しかし、もし自分を大きく見せることそのものが人生の目的となってしまうようでは本末転倒と言えます。

 

いかに強そうに見えたとしても、他者への威嚇はその根本には恐怖心があります。威嚇をやめて恐怖心そのものと向き合わなくては、いつまでたっても恐怖心の支配下から逃れることはできないのです。

 

こうしたことが分かってくると、自ずと威嚇してくる他者の対処法も分かってきます。

威嚇とは相手の精神に揺さぶりをかける行為です。ですから威嚇を受けた際に、怒りや恐怖心といった何らかの感情を抱き、動揺してしまった時点で威嚇が成功したことになってしまいます。

予想通りに事が進むことで相手は安心し、さらに強い態度に出てくるか、自分の要求を強く主張してくることでしょう。

 

ですから、そんな時には相手にとって予想できない行動をする必要があります。

威嚇する側が予測しているのは、相手の精神的な動揺です。それがうまくいかなければ、予測が外れたことになり、相手に迷いが生じるのです。そして、相手の中に恐怖心が芽生えるのです。

 

相手の予測を外すためには、動揺しなければいいのです。

つまり、威嚇されても動じることなく落ち着いているだけで相手は混乱し、内面に恐怖心を芽生えさせるのです。

 

そのために有効なブリージング(呼吸法)なども紹介されていて、とても興味深い内容でした。

 

システマ?ロシア軍特殊部隊が生んだメソッド? と、ちょっと何だこれって感じの本でしたが面白かったです。