人はこの世の栄華の為に生まれて来たのではないのです。
御魂の向上の為に生まれてきたということを思い出してほしいのです。
それがわかると、今度は逆に成功する事も、才能を磨くことも、努力する全てのことが、御魂向上の為に出来るようになります。
つまり、全ての努力が何一つ人生上で無駄なく生きてくるという訳です。
それを一般社会の目(間違った判断法)で見ることしか出来ない人は、努力したことが認められないとガッカリして努力が虚しくなって止めてしまう…ということになり、この世で不幸というだけでなく、あの世的(御魂的)にも成長しない人生を送ってしまい、不幸がダブルで来てしまうのです。
今世で認められなくても、たかだか80年だが、あの世では300年にもわたる幸せが得られる
私たちは、今、この世にいると同時に死後のあの世のことも考えて生きる大きな心を持って生きることが大切なのです。
それを常に思っていれば、この世の栄華など大した事はないし、徳を積む苦労も楽しくなってくるし、晩年になってからも、徳を大いに積もうと思えます。
その上、幸せそうな他人を見ても、全然羨ましくないし、寿命が来て死ぬことだって、そんな大したことじゃありません。
死は、あの世への誕生であり、今の続きであると知って、苦しいけれど正しく生きた、善の為、義の為に生きたというならば、あなたは死後、霊界で必ず天が正しい判断により、それに報いられるのですから。
そして、どんなに苦しくてもあの世に行けば
この世の出来事はすっかり忘れてしまうのです。
ただし、自殺は絶対にダメです。
自殺は怠りの罪の極致で、自殺をするとあの世で今の100倍苦しむことになります。
だから、苦しくても生きているほうが幸せだと覚えておいて下さい。
この世では幸せになることしか起こらない。
人生とは御魂向上の為ににあるという悟りを得れば、何が起こっても、全て御魂の向上の糧になるという真実の生き方が出来、当人にとって善き出来事も、悪しき出来事も、全てがありがたい幸せ事の連続ということなのです。
全ての人が表面上、幸、不幸はありますが、実際はその起こる出来事全てを通して、一人残らず最終的には幸せの方向へ進んでいる、ということです。
だから私たちには、幸せになることしか起こらないということをはっきり知ることが大切です。
そうして、真実を悟った人は、絶えず、いかなる状況、いかなる環境にあっても、最終的には感謝の気持ちを持つことができるようになります。