何か嫌なことがあった時、誰かを恨むのではなく、
「ああ、これでまた一つ自分の業が消えた。
良かった、良かった。」
と思うことです。
あるいは、
「本当はもっと不幸な目に遭うかもしれなかったのを神様がこの程度で済ませてくれたんだろうな。ありがたい、ありがたい。」
と喜ぶ。
その良い念が、良い運気と引き合って、良い守護霊の加護を強くするのです。
そのマイナスの思いを媒介にして、不幸にしてやろうと思っていた邪霊も、「あらっ?」
ということで近寄れなくなるのです。
これが、「一念の自己管理」というものであり、天台宗開祖の智顗(ちぎ)が説いた「一念三千」
の教えを日常生活で生かせる応用形といえます。