人生の苦しい時期、うまくいかずに悩むとき、「こんなはずではなかった」と目を背けたくなるものです。
誰のせいにしても、結局は、それがあなたの進んできた道です。
大切なのは、今いる場所にしっかりと足をつけ、体ごとしっかり前を向くこと。
そして、これから歩む道を、自分の意志で選び、歩んでいくことです。
人生の中で起きたつらい出来事、家族や伴侶との問題、人間関係の不和を解決する糸口は過去にはありません。
過去の栄光にすがっていても、未来は見えません。
「今、どう動くか」ということにしか、答えはないのです。
今を生きていくうちに、過去歩んできた道、これから歩む道が輝いて見える日が必ず来ます。
「あのとき、ああしていれば」は禁句です。
過去にこだわっているかぎり、新たな道を選ぶことすらできないのですから。